主催より、気分は上々を開催する思い
【2017年03月19日】

「気分は上々」へのご来場、いつもありがとうございます。
1995年、私が10代で始めたイベントが、今年23年目に突入します。
変わらず、考えていることや、思いを今回は少しお伝えしたいと思います。

 

「楽しんでいって下さい」

 

「今日が上々初めての人も、
今日が上々最後の人も、
楽しんでもらえるように一生懸命がんばろう」

今回は3月、別れの季節です。
長崎を離れる方もいらっしゃると思います。
「この場所で過ごした時間が、記憶に残るように」
存分に楽しんでいってください。

 
そして、いつかまた長崎に来る機会がある時は、気分は上々を覗きに
来て下さいね。
変わらぬ熱気がそこにあること、いつ帰ってきても安心できる空間で
ありたいと考えています。

 

「色々な表現の形に触れてください」

 

今までも、色々な方にゲストに来ていただきました。
書道家の方、市民ボランティア主体のファッションショー、マジシャン、
アーティスト、演劇人、ミュージシャン、DJ、ゆるキャラ、
アナログゲームの普及を頑張る皆さん…
 
今回はプロのハープ奏者の方をお招きしています。
 
遊ingさんや、nccさん歴史文化博物館さんなどの企業さんとタッグを
組んだり、コラボ企画をやらせてもらったり。
 
23年の間に、気分は上々も、変化してきました。
 
 
ずっと変わらない思いは、「表現することを応援すること」
 
イベントにご参加されている皆さんにも
「もっとこんな素敵な人たちが長崎にいるよ」
ということを、知ってもらいたくて、お招きしています。
 
普通の同人即売会より、気分は上々はずっとオープンで自由に
あらゆる表現や価値観を受け入れていきたいと思います。
 
あなたの世界が、もっと鮮やかになるために。
 
色々な表現の形に、積極的に触れてみてください。
 
 
 
「好きなことがあることは幸せなこと」
 
主催の私は、18年務めた会社員を辞めて、今は独立しています。
 
悩みを聴く仕事をしていると、「やりたいことが見つからない」
「夢中になれるものがない」「毎日がつまらない」という方が多いです。
 
でも、「気分は上々」に来ている人たちは、皆さん「好き」が高じて、
本を作ったり、コスプレをしたり、そんな人たちに会いに来たり。
 
「好きなこと、夢中になれるものがあることは幸せなこと」
 
一方、20年以上毎回「辛い、もう辞めたい」と思いつつイベントを運営
してきた私が
(すいません、本音です)
「この気分は上々に参加している人たちって、幸せなんだ」
と、最近しみじみ思うことができるようになりました。
 
そして、「そのために、ひとりで頑張ってきたことでも、誰かの幸せの場所に
なるなら…ちょっとだけ…認めてあげていいのかなぁ」
と、ようやく前向きになれました。
23年目にして(笑)
 
 
 
「こんな気持で主催しています」
 
気分は上々は、皆さんが想像されるような「集団で開催を決定する」もの
ではなく、私個人の意思によって続いています。
私が「もうやめ」って言ったら終わりです。
 
主催して、楽しいことが1だとしたら、しんどいことは1000くらいあります。
いわれのない誹謗中傷もたくさんされます。
 
でも、怖くて、終わらせられなかった。
 
私の存在価値がなくなってしまいそうで。
 
私は自分のイベントも、自分自身のことも、ちっとも好きじゃなかったん
です。
 
何かに夢中になることも、表現することも、ずっとずっとあきらめていました。
 
「あの楽しそうな空間に、私は入っていけない」
 
私にとって「気分は上々」はそんなところでした。
 
楽しそうな光景を目にすればするほど、孤独の縁に立たされて。
 
 
でも、どこかに私のイベントを楽しみにしてくれる人がいる。
きっと必要としてくれる人はいる。
 
私のやりたいことは「表現する人の応援をしたい」
 
自分がうまく表現できないからこそ、やりたいこと。
 
あらゆる自己表現、色々な人がいる多様性、好きなことを好きと表現
できる空間、それが当たり前になる社会。
 
本を作るのも、アクセサリーを作るもの、コスプレをするのも、
落書きコーナーに絵を描くのも、作家さんに感想を言うのも、
スタッフとして裏方で働くことも。
 
全て、全力で楽しんでほしいと思います。
全て、心からの自己表現であってほしいと思います。
 
そして、必ずお互いを認め合い、尊重しあえる場所にしてほしいと
願います。
 
毎回、事故なく、会場に迷惑をかけることなく、
「またここに来たい」と思えるよう。
 
無事にイベントが終わり、皆さまお一人お一人が笑顔で帰って
行かれる姿を、私たちは心から願いたいと思います。
 
明日の「気分は上々」も、あなたと私たちにとって、新しい出会いと
喜びに満ちた一日となりますよう。
全力で作り上げていきます。
 
これからも応援よろしくお願いします。
 
気分は上々主催 南玲奈

“主催より、気分は上々を開催する思い” への3件のフィードバック

  1. 気分は上々主催・南様、初めまして。やまさきこうじと申します。
    初めまして、とは言っても、イベント会場ですれ違ったりしておりますので、純粋な「初めまして」ではないのですが。(苦笑)

    長い事地元に住んでおりながら、上々様に参加し始めたのは・・・せいぜいここ数年のことです。ともだちが参加していたのがきっかけでした。最初に参加した時のアットホーム感と参加されていた皆さんの熱気・・・今でもはっきり思い出せます。

    南様の「好きな事があるのは幸せな事」に、感銘を受けました。
    私事ですが、事情があり、どちらかというと私は「相談する側」の人間です。イベントに参加している瞬間は楽しいのですが、終わった後には心にぽっかりと穴があいたようになり、「そろそろ止め時かな」と毎回思っています。でも、結局気が付いたら筆を持っていたりします。決して短くはない人生を送ってきましたが、こう思えてるのは「描く」ことに対してだけです。
    いつだったか、新聞に上々様が取り上げられたとき、南様が同年代だと知りました。驚き、尊敬し、そして落ち込みもしました。同年代の方がこんなに活躍されているのに、自分は何をしているのだろう、と。
    でも、すぐにその落ち込みは消えました。確かに自分は何もできないけど、少ないとはいえ、本を手に取ってくださる方がいた。それだけでも十分に幸せなのだと。そして何より、なんだかんだ言って「描いて」いる「自分」もまた好きなのではないかと。
    参加するたびに、落ち込みもするけど確かに心のどこかでそう実感しているんだろうなと。
    そんな素敵な場を作ってくださる南様はじめ、スタッフの皆さまには頭が下がる思いです。本当にありがとうございます。

    明日の上々様には都合上参加できませんが、次こそは!と思っております。

    ・・・長々と申し訳ありませんでした!
    最後に・・・いつまでも応援しております!!
    ではまた会場にて・・・。

    やまさきこうじ

  2. みくのあ より:

    20年前ぶりにコミケ会場に足を踏み入れてみます。
    友達も知り合いすらいない場に行くのは勇気がいるけど、あの雰囲気は今も同じなのかなと思うとちょっとワクワクしてます。きっと長居出来ないんでパンフ貰ったら帰るだろうけど、お邪魔させて頂きますね(*^^*)☆*。

  3. 雛雪 雨 より:

    こんにちは。雛雪 雨と申します。いつも上々さんの開催を楽しみにさせていただいています!

    ブログを読ませていただきました。
    10代の頃から、23年という長い間お一人で主催を続けていらっしゃることに、ただただ驚きと尊敬の念を抱くばかりです。

    初めて会う人に、話しかけたり、話しかけられたりすることはとても緊張します。でも、好きなものを共有できることはその緊張を忘れるくらい楽しくて、素敵なことです。上々さんへ参加すると、いつも実感します。そして、帰るときには、「また参加したいな!」と思っています。

    参加させていただいている身として、まずはマナーやルールを守って参加するということを第一に、力になれることはなにかを考えていこうと思います。

    上々さんという素敵なイベントをつくってくださり、ありがとうございます。南さんが「やりたい」と思う限り、どうか続いていってほしいです。南さんと、スタッフのみなさんを陰ながら応援させていただきます。
    日が長くなって暖かくなってきましたが、どうぞ体調にお気をつけてお過ごしください。
    それでは、失礼しました。

    雛雪 雨

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